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【ひとり旅Ⅱ】香港2 [60歳からのひとり旅]

【ひとり旅Ⅱ】香港
香港をひたすら歩き、地下鉄(MTR)とトラムとバスを利用して見学。食事は安く、おいしかった。

九龍半島の油麻地、佐敦、尖沙咀は、日本の新宿、池袋、池袋の繁華街だろうか。世界的な商業の中心地は香港島の上環、中環にある。天后あたりまで来ると、繁華街はさびれている、静かな地域だ。私は、香港島の観光が好きだ。九龍半島は疲れる。

香港の観光は「食べること」

年齢的にも肉は避けて、魚と野菜と麺類とお粥を食べた。20~30HK$あれば食事ができる。朝8時ごろから飲茶など店は繁盛している。ケンタキーフライドチキン、マクドナルドなど外資系の店もたくさんある。香港の人達は本当に食べることが好きだ

美味しいと思う店選びはかならず、お客が多い店を選ぶ。店内で香港の人たちを見ていると、私のように一品だけを選ぶことは絶対にしない。例えば、お粥と一緒に焼きそばのようなものと一緒に食べる。そして、お皿も綺麗に残さず食べる。決して上海で見かけたお客さんが、床にぺ、ぺ、と吐き出すことはしない。かっこよい食べ方ではないが、肘をつき楽しく会話をしながら食事をする。喧嘩でもしてるのではないかと思うほど大きな声。私のように一人の客はいないから、結構私は目たち、みんなが見ているような感じがした。

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麺類の屋台、2人用長椅子に腰かけて食べていたら、
知らない人が何も言わず隣に来て食べた。日本と違うなーと思った。


「建築材料」

建築工事のための足場工事の足場の材料は竹を使っていた。



「タワーマンション」だらけ

どこに行っても高層マンションが建っている。香港島の東から西端まで行ったが、やはり高層マンション。彼らに言わせると、土地がないからという(私のお客様の話)。確かにそうだ。平地がなく、海際をトラム、MTRが走っている。後方は山。山の斜面を利用して墓がある。

マンションの建設には中国の建設会社が多いと思う。日本企業は見当たらなかった。どんな建物も、竹で足場を組み、岩盤の上に建つので杭がない。自然の力は強いから、いつそのまま倒れるやらと少し心配になる。価格は3000,4000万円以上はする。億単位のものもある。価格は日本とあまり変わらないのでは思った。


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建築法規はあるのだろうかと思った。


 高層 016.jpg 高層 012.jpg
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正面に見える斜面、太陽もさんさんと照るところにあるのは、墓地です。
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こうした斜面なら、日本なら住宅地として造成するだろうと思った。
「トラムが走る」
トラムもバスもをよく利用した。トラムはほとんどが2階。必ず2階に上がり、最前列に座り見学をした。朝、夕方の通勤時は日本の山の手線、同様にすごいラッシュ。100m間隔ぐらいに停留所があるかと思うほど多い。それだけに安心して乗ることができる。バスも停まる箇所は多いが、行先を確認して乗る方が良いだろう。観光には地図は手放せない。
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車両間距離は30㎝ぐらいか、怖くて手を出して距離を測ることができなかった。
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高層マンションの間をかなりのスピードで走る。
すれ違う時は本当に怖いぐらいのスピードだ。
「地図」探し
本格的な本屋を探すのが大変だった。地図を買いたくて、本屋探しをした。セブンイレブンなどの店にあってもいいのだが、ない。キオスクにもない。本屋に行っても印刷物は少ない。建築家、隅研吾の作品集はあったが、専門書なども少ない。印刷物の技術と文房具の種類は日本が世界1と思う。
「両替、銀行探し」
毎回、海外旅行では両替に悩まされる。安いレートで両替したくない。少しでも、良いレートで両替をしたい。香港から宿泊先のホテルにバスかタクシーで行くにしても、香港ドルが必要。安いレートの成田(円が国外に流出するのが少ない方が良いのだろうが)で両替はやめた。そして、香港で5000円をレート0.91、420ドルぐらいで両替をした。 ホテルでも両替はできるがレートはあまり良くはない。両替専門の店も同様に手数料が高いので、結果的には安い。銀行によってもレートは違うが、地元の銀行が良い。 旺角駅にある銀行を紹介され、両替をした。
「私の好きな景観」
香港で好きな景観は、階段と建物との景観。
思ってもみない景観に出くわすのが、香港かもしれない。
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「新聞は無料」
香港に来て、タワーマンションの林立には驚いたが、もう一つ驚いたことは新聞が無料で配布されていること。経済、スポーツ、三面記事などの内容の新聞が、すべての人に配布している。それも一紙だけでなく、英語の新聞と中国語の新聞と数誌ある。
思想的なことが含まれているかは分からないが、読み書きの教育にはなる。
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「MTR地下鉄」
車内での飲食は禁止のためだろうか、日本のように乗り物の中で食べたり、飲んだり、お化粧したりする人は見かけなかった。バスも同様。 MTR内は、宣伝ポスター小さい、吊り棚がない、吊り輪もシンプル。椅子が清潔な金属製。車両の大きさは幅は2,700㎜、高さは2,070㎜。全体的なデザインは彫刻的に凹凸を持たせているので広く感じた。
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日本の地下鉄の高さと幅。大江戸線の幅は当時の知事の配慮で一番狭い。単位は㎜
都営 大江戸線/ 幅 2,150 高さ 2,070
都営 半蔵門線/ 幅 2,560 高さ 2,230
東西線 /    幅 2,640 高さ 2,230
南北線 /    幅 2,590 高さ 2,300
千代田線/    幅 2,610 高さ 2,270
東急目黒線/ 幅 2,570 高さ 2,230(半蔵門線とほぼ同じ)
参考に中央線と総武線/幅2,730 高さ2,270
亀戸線/    幅 2,610 高さ2,200
「“珍寶海鮮舫”」での食事
2020年、新型コロナ大流行で2020年3月3日より事実上の閉店
船上レストランの食事。今回が2回目。初回も友人に連れて行ってもらった。1995年のときは、周辺に船がたくさん停泊し、高層マンションも見えなかった、すばらしい景観だった。www.jumbo.com.hk/jap/main.php レストラン“珍寶海鮮舫”内部は、団体客用と特別接待用に別れている。今回はお客さんに接待してもらった。中環にオフィスを構えるTsaoさんの秘書と同行。高級ベンツで“珍寶海鮮舫”の近くまで行く。そして、30人程度乗れる船でレストラン向かう。
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左側4層の船、向かって右が団体客用と左側は特別接待用にと別れている
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船の中、レストラン
私は残念なことにアルコールがダメ、また私が小食。おいしかった。
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船から見た景観
「果物」
果物は安くておいしい。 日本ほど果物の種類は多くない。りんご、梨、桃は外見が今一だったので、買わなかったが、オレンジも安いし、ブドウのつぶも大きいし、おいしかった。とうきびのジュースはおいしくなかった。焼栗を食べるのを忘れた。
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リンゴは世界的に有名なのは日本です。
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「帰りの飛行場での出来事」
  
注意すること
海外では、文化、習慣が違うため、かならず何かを学ぶ。
1.同調、協力も必要だが、自己主張は大切
2.海外では、席確保のために私物を置かない
帰りは、飛行場に午前6時30分。電車の始発は午前6時のため、タクシーで飛行場に行く。当日、台風と遭遇した。タクシーは、“危険を考え40ドル”と言われた。少し討論になったが、30分足らずで飛行場に着いた(メーターは22ドル)。そして、デルタのカウンターで“飛行機が、台風のために遅れるかもしれない。他の飛行機に乗換えを協力を求めて、“協力者にはアメリカドルで20$差し上げます”と打診され協力した。なんと協力者はわずか6名だった。
搭乗までの待合の時、椅子を確保するために、本と新聞を置いた(鞄を置くと盗まれるから)。わずか、2~3分。大切な本が無くなった。
隣の席の中国人に聞いたら、“掃除をする人が持って行ったのでは”
と教えてくれた。掃除のおばさんを探した、倉庫に収納されていた。見付かった、良かった。

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