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地元狭山のフランスパン屋さん 人生を楽しく [食べること]

フランスパン 【私の好きなミニバッケト、ミニバタール】
私たち夫婦は朝食はアンデルセンのイギリスパン、毎日パンを食べても全く飽きない。
パンは大好きだ。
地元の狭山に2021年、パン屋『ラ・三ラベル』ができた、あるな~とは思っていた。行列して買っているんだ、と思って見ていた。勇気を出して買ったらこれが美味しい。それで、お店に出ている女性が奥さんと知って、ちょっと二人のなれそめを聞いたり、ご主人のブログを見たりして、興味が沸きSSブログに書いた。ご主人は証券会社勤めを辞め、39才になってからフランスでパンの学校、お店とでフランス生活5年だそうだ。ブログを見るとかなりの多趣味をお持ちの方。渡仏後に地元に帰り、地元で店を開いたとのこと。
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井戸窪バス停のそば
私はフランスに行ったとき、いつも行くパン屋さんがある。近くの広場で食べるのが好きだ。鳩が来ればちぎってやったりしたかな、遠い昔のことになってしまった。
パン屋『ラ・三ラベル』
お客は道路から美味しそうなパンは、どれを買おうか、値段はどうかなどと考えて、窓越しに注文してパンを買う。販売については一番効率的、国分寺にある美味しいおにぎりのお店、池袋の豆大福のお店と同じ販売方法。作業スペースの確保、衛生面、コロナ対策など考えても一番効率的だろう。Hpを見ると以前は店内販売だったようだ。市場調査などした結果の現在の販売方法だろう。味についても独自のもので、「ムチムチ感のある個性のある味」と思った。私にとって年寄り向きだ。オーナーは様々なことをされていたようだ。人生、何をしても無駄のないことはないようだ。Paypayも使え現金を持たない私には便利だ。

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彫刻の庭ギャラリー  狭山  彫刻家水村昭 [建物と街散歩]

『屋外彫刻の庭』狭山市祇園


川越の中学生の時、シスレーの風景画(Alfred Sisley, 1839年 - 1899年、フランス生まれのイギリス人の画家)との出会いが彼の人生を決めたようだ。私がオルセー美術館で見た、シスレーの描写はモネのような典型的な印象派の点・線の描写だったと記憶する。水村氏の好きな絵は知らないが、シスレーの作品は分かりやすい日本人好みの描写だ。ゴッホの「糸杉」ような力強いこんな絵を想像したと思う。

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苦学をして、東京芸大彫刻科を卒業した水村昭一氏(1932年~2022年)、自分が満足する彫刻家にはなれなかった。広い庭に点在する石造彫刻、金属の造形など制作しながら、90歳まで生き続けた彫刻家 水村昭氏。
奥さんから話を聞いた。10人弟妹の長男として生まれた。彫刻家として生きたかったが、早くに弟達が他界し、父親から農家を継ぐように言われ、十二分に彫ることはできなかった。その陰で奥様は苦労したようだ。話を聞いて作品を見ると、違った感情で見てしまう。中途半端と思われる作品が多くさぞ辛かっただろと思った。
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ここから狭山市の駅が見える。

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庭には、彫刻が点在している。狭山市が展示に協力すれば良いのだが
近くに野良猫が3匹、以前は10匹いたとか、今も餌をやりに来る人がいて、
その時間になると集まってくるそうだ。猫達のねぐらは水村さん宅の床下らしい。


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住まいのアプローチにも置かれている。

他界する前に展示場を造る計画はしていた。水村氏が描いた図面があるとのこと。

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妹たちの彫刻だろうか

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奥様とのこと

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私は、Pizza が好き [食べること]

『ピザが好き』


好きな店は、自分の行動範囲、近場にあるのが一番。私は吉祥寺にある店が好き


友人が“ピッツァが最高においしい店に食べに行こう”東京南青山のNapuleに行った。そこで、彼(Pizzeriaの店を2店舗設計したことがある)が、ピッツァの豆知識を話し出した。ピッツァの歴史(ja.wikipedia.org/wiki/ピザの歴史)はともかくとして、私も少し「ピッツァ」については調べたくなった

私がイタリアのピッツァを食べたのは、39年前1974年になるだろうか?
ピッツァの思い出は、イタリアに留学し、最初に行ったローマでなく、語学学校のあるペルージャだった。

大学の授業が終わり、ピザ屋さんに立ち寄る。そしてコーラを飲みながら、丸い一枚(Pizza tonda)でなく、平べったいピッツァ(en.wikipedia.org/wiki/Pizza_al_taglio )をおやつのように手で食べ歩きながら、広場で行き交う人たちを見ながら食べるのが愉しかったなー。

最近は、日本にもたくさんのおいしいピザ屋さんができたことには驚く

日本では、ピザをおやつでなく、食事時にプリモでもなく、メインで食べている。サラダ、ピザ、コーヒのランチコースでも1000円~1500円する。高くて、いつも食べるというわけにはいかない。店にも当たりはずれがある。


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蕎麦屋さがし [食べること]

【蕎麦屋 荻窪1】


“こだわりの本格蕎麦”の本から見つけた蕎麦屋『髙はし』、荻窪駅から歩いて10分ぐらいだろうか、「本むら庵」で鍛えた『髙はし』に行った。1991年に独立したお店。

せいろ(900円)を頼んだ。量は少ないが、見た目もシャレた味がすると思った。粗挽きの粉、細くて、短めの蕎麦。“粗挽きを十割でつなげるのが難しい”とのこと

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【蕎麦屋 吉祥寺1】


吉祥寺駅から歩いて7分ぐらい、前進座のほぼ向かいにある『よしむら』に行った。ここは蕎麦好きの友人の薦めのお店。
60周年を迎えた前進座(平成24年で閉幕)と一緒に育ったそうだ。室内、お手洗いとも、お洒お店です。ここでも十割のせいろを(1200円)注文した。

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ここも量は少ない。蕎麦は外見は普通(粗挽きは表情がある)。長さも普通に長い。シコシコした、腰の強さはあり、美味しかった。どちらかというと昨日の店(髙はし)の方が好きだ。


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吉村順三と谷口吉生 [建物と街散歩]

私の好きな建築家は、作品、人間味として6人です。村野藤吾 槇文彦 吉村順三 坂倉準三 浦辺鎮太郎 坂茂 です。他の建築家は、素直に好きになれない。理解できないというか、作品によって好きだったり、嫌いになったりする。

この建物を見て、7人目に谷口吉生氏を加えようと思い、彼の作品を見ていくと、外観美は感じるが、有機美(建物の真、身体になったときの美しさ)がないのでだめだ。


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『FORUM BUILDING 』
左のビルは1969年、吉村順三が設計した青山タワービル

40年という隔たりを感じさせない、二つの建物が共に新しく美しい。
足元、1階、2階のデザイン(左側の写真)から、桂離宮を思い描けないだろうか?


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アーケード、真壁、2間の3.6m×3.6m、障子の桟、削いだ40cm角の柱、無彩色。日本の建築として生れた建物だ。

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谷口さんの思想も素晴らしいが、構造設計者の技量(さぞ設計料が高いだろうなー)には目を見張る。 「ameblo.jp/mori-arch-econo/entry-10414110382.html 」のブログより 柱の足元を見ても柱脚部、柱頭部にコーナーを拘束するような部位がないんです。 …「まさかこの柱で支えられるはずがない」=「一種の軽ろ味というか魔法的な浮遊感」 がありますね。このような外壁のシステムをベアリングシャーウォールというのですが、ニューヨークの超高層建築で使われる構造システムですね。 このひとつひとつの柱材をつつむパネルはアルミ生地色でなく白い色味ステンレス金属反射系のシルバー着色を施されている。 この高さまで柱の面材が一枚にしてあり高さ方向での継ぎ目がありません。そのため完全角柱に見えます。

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軽井沢千住博美術館 反転空間 [建物と街散歩]

建物見学 
『軽井沢千住博美術館』
 建築家西沢立衛設計事務所 安井秀夫アトリエ(ショップ・カフェ棟)www.senju-museum.jp

「ドライブ当日20130504」
家を午前5時20分に愛車のBMに乗って出発、スムーズにナビの通りに午前7時、碓氷軽井沢インターに着いた。2時間近くを安井さんの設計したカフェ(ブランジェ浅野屋)で朝食をとりながら時間をつぶした。隣の人からこのパン屋さんは、東京に支店を出店し、美味しいことで有名だということを知った。

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食べかけだけど、記念と思い、1200円

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何処に行ったか「丸永製菓の白くま」 [食べること]

何処に行ったの白くま くん

種類別 ラクトアイス  パイナップル果肉7% 黄桃果肉6%


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いつ頃だったか、3~4年前だろうか、白くまくんをスーパー、狭山店の“”いなげや“”で見つけた。

それからは、毎晩オールシーズン食べている。毎晩と言っては大げさかもしれないが、年間通じて300日は、食べているだろうか。それも夫婦して。六本入りなので、二箱買って、12本。土曜日か、日曜日にまた二箱というペースで、食べ続けている。“いなげや”で、アイスは何を買おうかと迷っている人がいれば、「しろくまくんがおいしいですよ」と、教えてあげたこともあった。
このアイスを知る前は、「井村屋のあずき」だった。

それが、1ヶ月前だろうか消えた。いなげやにもない、マルエツにもないのだ。
それが、ファミリーマートに  セブンイレブンに同じ「しろくま」5本入り、名前で、でてきた。
買って食べたが、何か物足らない味、さて何が違うのか、

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ただし、探してBig-Aのスパーで、一箱289円6本入りの「白くま」くんを見付けた。帰宅時間が遅いので、土曜か日曜の夜に買いに行く。

ファミリィ―マートの「しろくまバー」5本入りを買った。
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3タイプそれぞれ栄養成分表1本当たりのカロリー、内容は違う。どれも、丸永製菓株式会社が製造している。
しかし、味は違う。僕が好きなのは、丸永製菓のタイトルの入っているもの、6本入り。

マルエツ、いなげやでも買えないのは残念だなー。
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シドニーオペラハウス 言葉のいらない建築 [60歳からのひとり旅]

シドニー オペラハウスはオーストラリアの国のシンボル

一枚のドローイングから生まれる建築
水面に浮く蓮をイメージした形から生まれたオペラハウス、私には折鶴 和紙 白鳥 翼を広げた白鳥 二羽に見えたり 、見る方向で翼、シェルの数は変わる竜安寺の石庭をも創造させる(60歳からのひとり旅Ⅰ)。
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37年経過したオペラハウス、岩盤の(ようにみえる低層部)上に立つオペラハウスは今も美しい


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ヨーン・ウツソン(Jorn Utzon (Jørn Utzon), 1918年4月9日 - 2008年11月29日)
は、デンマーク・コペンハーゲン出身の建築家について(抜粋ja.wikipedia.org/wiki/シドニー・オペラハウス) 1957年、彼はオーストラリア・シドニーに建設予定のオペラ・ハウスの建築設計競技に応募(39歳)、提出した設計案は図面ではなくアイデアを書き留めたドローイング程度に過ぎないものだったため、応募基準に合わないと一旦落選していた。


しかし、審査委員の一人にエーロ・サーリネンがいました。サーリネンはアメリカから遅れてきて、その時はもう他の審査員たちの協議で当選案は決まっていたのですが、落選案の中からサーリネンはウツソンの案を拾い上げて、強引に当選させてしまったという逸話が残っています。



建設費が当初の予算を大幅に上回っていることについて、公共事業相のデイヴィス・ヒューズはウツソンにデザインやスケジュール、費用についての考えを問い質し、彼がウツソンに対する支払いを止めたことをきっかけに、1966年2月にウツソンは設計者の地位を辞任した。(工事は難航し、当初5年とされた工期は14年に。総工費は予定の7000万ドルから10億ドルに膨れあがった。)


1973年女王エリザベス2世によって開館し、以後世界的に著名な建築家


2007年、シドニー・オペラハウスは、ユネスコの世界遺産に登録された。


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軽井沢 小さな森の家 吉村順三 [建物と街散歩]

吉村順三の別荘『小さな森の家』

吉村順三の別荘『小さな森の家』の近くには、小川が流れている。小川のそばには室生犀星の碑がある。ここでゆっくりしてから、別荘を見学する。吉村順三が他界してから、今日が3回目だろうか(201309)


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久しぶりに吉村順三の別荘を見に行った。気持ちが落ち着くというのか、いつ見ても良い。 残念ながら、丸山工務店の管理地になっていた。

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木々の間から漏れる日射し、ゆっくりと別荘に近づく


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左側の路は駐車場に、下車して玄関に向かう


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駐車場と人のアプローチとは段差がある。


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見上げる、大きく見える

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ベンチに座って見える景色


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言葉、会話のいらない場所、世界


吉村順三氏の言葉
1997年4月10日89才没


敷地の持っている雰囲気、それがまず一点。

全体がどういうものかってことをよくみるわけだよね。

そうして、今度は陽の光と風通しと、そういうものを見る。


それから周囲の道の取り付き方やなんか、その関係をみる。


そうすると、また自然に形が出てくる。

(1990)JA59 吉村順三:新建築社
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沢木耕太郎 旅の窓 [私の読書]

沢木耕太郎著『旅の窓』2013.05

日経新聞の書籍の広告欄で、『旅の窓』のタイトルに魅かれ、いくつかの書店を探し3店目で、やっと購入できた。「私の旅の友」には欠かせない本となった。

ノンフィクション作家でありエッセイストである沢木耕太郎氏(私の兄と同年/1947年生、横国大卒、“富士銀行の出社日の朝、会社に向かう通勤途中でたまたま雨が降っていたので退職した”という、変わった経歴の持ち主)が撮ったワンカットの写真に彼の言葉で「意味」を与え、一冊の本にまとめたものだ。写真は、彼の人生の一コマでもあるのだろう。

誰しも何かを考えて写真を撮る。私がバルセローナを旅行(60歳からのひとり旅Ⅲ、2013年12月)したとき、いつも通り広場の調査のため行った王宮広場での出来事。ハンティング帽を被って、壁に寄りかかり、スケッチをしているときだった、スペイン人の旅行者(スペイン語が少し分かるので)が私に“私を撮っていい?”と言った。僕は“如何して”と尋ねたら“スケッチをしている光景が好きだから”と言われ、“どうぞ”とと言った。彼が撮ったあと、私に見せてくれたが、私にとってはどういうこともない写真だった。

軽井沢千住博美術館に行ったときの思い出写真で意味づくり.


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つばの広い帽子を被った女性が美術館で浮だって見える。絵の中から飛び出してきたような、美しい、スタイルの良い女性。傾斜した白い床と曲面の白い壁、そして傾斜した屋根、壁に掲げられたモノクロの滝の絵と中庭の木々が、さらに静けさをかもし出す。この場所、空間が外部にいるように感じる。設計者西沢立衛が意図したのが、反転空間なのだろうか?

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長いベンチに座っている80歳近い老人は、絵を見ることもなく、もの思いにふけているようだ。疲れているのだろうか?どうしたのだろう?奥さんは、絵画を見廻っているだろうか?と思いながら見ていた。そこに奥さんが現れた。何を話しているのかと耳をそばだてて聞くと、ご主人は“あそこの絵は良かっただろう、いくらするのかなー”と購入することを考えているのだ。好きな絵は自分のものにしたいのだなー。

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