【ひとり旅Ⅳ】 オビドス [60歳からのひとり旅]
【ひとり旅Ⅳ】オビドス
正面に見える北端の高いのが、今日の宿泊先、ポサーダ・ド・カステロ
ここで、私の誕生日を祝うためのケーキを準備してもらった。
オビドスはリスボンの北95km、リスボンからバスで1時間10分。広さはイタリアのピエンツァのような小さな美しい街、完全に城壁で囲まれた500m×150mぐらいの広さ。人口は800人ほど。西から東になだらかな山の傾斜地に築かれている。「谷間の真珠」と呼ばれる絵のような街だ。
オビドスに到着したのは、30分程度遅れて、午後5時頃になった。バス通りは、城壁沿いに走る道路。バス停はゲートの近くにがある。まずは、南端にある二重の美しいゲートを通り抜け、南北にまっすぐ走る街路に出る。街路幅は4m程、距離は380m程先に城を改装したポサーダ・ド・カステロがある。
オビドスの正門
敵から城を守るために二重になっている
主要街路は、道幅4m程、車を交わすのが大変だ。
街を二分し、南北に細長くのび、等高線に沿うように
街路はポサード・カステロに向かってゆっくり上がって行く。
主要街路
狭い街路のほぼ中央で、急に開けて東側にパノラマが見える。
このテラスから下を見ると広場がある。
下がったところに広場がある。そして並行して走る狭い街路が垣間見られる。
正面が宿泊先のポサーダ・ド・カステロにチェックインをした。
17~18㎡の広さ、突き出たコーナーもある。
天井高3.5m
シーズンオフで朝食付き一泊135ユーロ、案内された部屋には
ホテルからのお祝いの誕生日のケーキ。オブリガード
13世紀の城を改装した室内。
明日のスケッチの場所を考えながら散策した。ハムとチーズとパンを買って夕食にした。
お城から見る景観は素晴らしかった。
翌日の朝食を10時にお願いし、チェックアウト当日、早く起き、朝7時頃から散策
この階段を上がって行くと私の部屋がある。
散策中に、猫たちの朝会に遭遇した。
朝食のため10時前に戻ったら、雨が降り出した。雨に合わなくて良かった。
サロン、食堂と落着いたきれいな部屋だ。
食堂とサロンの雰囲気は良いが狭い
朝食後、ポサーダの大きな傘を借りて散策した。オビドスで、ポルトガルのお土産を買うことにした。小さな街だから、傘をさしてお店を一軒一軒見て回り、買い物をして、軒下でスケッチという観光には特に問題なかった。晴れていればさらには良いが…。
6日、リスボンには明るいうちに帰りたいので、ここを午後3時頃に出発した。
丸一日観光できたらいいなーと思う。
城壁と一体となった家並みが続く。
1時間ぐらい掛かり、リスボンのホテルには16時30分頃に到着。青目さんが紹介する“ヨーロッパ”のレストランで一匹丸ごとのアジの焼き魚を食べた。レモンとオリーブで味付け、これも美味しいが、やっぱり醤油がいいなー。タコの酢の物は美味しかった。17ユーロだった。2400円、決して安いものではないと思った。チィップも出さなかったので、ご主人は機嫌はあまり良さそうでなかった。帰りに、いろんな飲食店が入ったマーケットがあった。地元の人で賑わっていた。夜6時からの24時間のリスボアカード19.5ユーロを購入。8時頃ホテルに帰り、今日6日の観光は終わった。
『最後のリスボン観光』
今日は2月7日。最後のリスボン観光だ。スタートは、“バスコダガマ橋”中心に1998年のリスボン万博建築からだ。明日はイタリアのローマに2泊する。