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図書館と健康 義理の父を思う [歳とること]

【健康づくりと図書館通い】

長生きするためには、図書館通いが最高

テニス、ゴルフをやめて、20年。まったくスポーツで身体を動かすことはなくなった。

私の健康づくりは、出来る限りストレスのない仕事をすることと、毎年一度の海外旅行「60歳からのひとり旅」
かもしれない。これも両親に感謝している。

「平均寿命」と「健康寿命」

厚労省が公開した「平成29年簡易生命表」によると
「平均寿命」が男性は「81.09歳」、女性は「87.26歳」
「健康寿命」男性では「72.14歳」、女性は「74.79歳」


「健康寿命」は、自立して、健康で何歳まで生きられるかを示す値。「平均寿命」との年齢差は、男性は9歳、女性は12歳。その間を寝たきりや要介護などの状態で暮らしている年月こと。つまりは、自宅とか病院のベットとか布団の中で生きていくと言うわけだ。嫌だね。私は介護状態になるより、コロッと死にたい。その間をゼロにするには、どうすればいいのだろうか、何をすればゼロにすることが、運動をするべきなのだろうか?結構、スポーツマンも早くなくなっているから、‥‥。

「99歳の義理の父」

義父は、このデーターには全く関係なく、今年99歳、「健康寿命」を27歳も超えている。
一人住まいの義父は、今でも、自分で食事を作り、一人マンション住まいをしている。
ただ、99歳になって急に食事の量が減った。外出することも少なくなった。本当に急なのである。

教鞭にも立った農学博士として、定期的に本を書いていた。父が理想的な生き方、死を迎える最高の生き方かもしれない。義姉とご主人そして、僕たちの合計5人で食事していた時(99歳を迎えて何週間まで)は、色んな事に興味を持ち、会話に参加して、植物・農業の話が出れば、専門用語で話したり、そして、必ずコップ一杯のビールを飲んでいた。それが3月から、一人で食事をしているそうだ。“老いとは急にくる”とは、聞かされてはいたが、本当にそうなのだ。でも、99歳で、杖も使わず一人で歩いていることがすごいと思う。

「ゼロ寿命」

それでは、一般的に「健康寿命」と「平均寿命」の差をゼロにするには、つまり介護されずに自分で生きていくためにはどうすればいいのか?
NHKが独自に開発した人工知能「AIひろし」は、健康寿命を延ばすヒントを探すために、日本全国の65歳以上、のべ41万人の生活習慣や行動に関するアンケートを分析。

   
 【図書館と健康】

全国で一番「健康寿命」が長い(男性1位、女性3位)「山梨県」を調査。実は、なぜ山梨県民の「健康寿命」が長い山梨県は、人口に対する図書館の数が断トツで全国1位なのです。人口10万人に対する図書館の数は全国平均が2.61のところ、山梨県は6.59なのです。

さらに、山梨県は、図書館司書の普及率が全国トップクラスで、戦後早い時期に学校に司書を配置し、子どもの時から読書の習慣を身につけさせているのです。これに対して、運動の実施率は、山梨県は全国最下位だと言います。読書と健康寿命が結びつきました。

・図書館に行って本を探すことが運動になっている

・知的な刺激を受けている

・過去の記憶を呼び覚ますことにつながる

・読書によって心が動き、それが行動につながる


本を読むということは、それだけの活力があって、知的好奇心があるということ


武蔵境駅前の「武蔵野プレイス」

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公園は、朝早くから、子供を連れの家族、年配の人が多い。

中央線武蔵境駅から歩いて2分、これも駅に近いことが理由だろう


休館は、毎週水曜日、朝9時30分~午後8時まで開いている。
開館前から、毎日行列ができる。受験シーズンの時は、若い男女に利用、常連客は高齢者だろう。毎日の新聞とか月間号の雑誌を楽しみにしているようだ。
全国の図書館にも紹介され、建物のデザインは、ユニークかもしれない。私の好きなことは、借りる/返却するシステムが簡単であること。しかし、何といっても武蔵境駅から歩いて2分もかからない。

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開館前から、いつも行列だ


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開館し、席を確保、新着書籍のコーナーに急ぐ



“昔からの本を読むと およそ同じことを言っている

自殺した魂は生きていた時の苦しみどころでないそうだ

本当かどうかわからないけど信用している

私は弱い人間だから自分で命を絶つ事だけはやめようと

生きてきたこんな姿になってもおもしろいじゃない”


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