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【60歳からのひとり旅】を振り返る [60歳からのひとり旅]

今年,73歳になって【60歳からのひとり旅】を振り返る
誕生日、年に一度のプレゼント、海外で迎えるひとり旅


2010年2月60歳になり、矢の如く過ぎていく日々を思い、『時の大切さ』を感じた。これから先、何か心にのこるプレゼント、唯一の趣味の整理、贅沢とは思いながらも【60歳からのひとり旅】を計画した。最初のひとり旅は61歳になったとき。初回の海外での誕生日は、友人の娘さんが住んでいるオーストラリアからはじめた。それからすでに13年が過ぎた。

この13年間、本当に色んなことがあった。設計監理の契約を解約、ハウスメーカーの介入など様々な不幸なことが多々あった。そして、当然妻の理解・許し・諦めがあったから出来たひとり旅だ。目的の誕生日祝いを実行出来たのは、2011年、2014年、2015年の3度(1週間違いの2016年を入れるなら4回になる)だけだった。また、2013年は実施設計の追込みの仕事の関係で海外旅行には、出かけられなかった。そして、2020年最後にイタリア旅行を計画したが、コロナ発生、入院、仕事とで、海外旅行は出来なかった。3年後の2023年のタイ旅行を【60歳からのひとり旅Ⅹ】とした。これで孫2人にも話せる自慢話が出来る。

【60歳からのひとり旅】

2011年 オーストラリア2月     ひとり旅Ⅰ
 https://musashinosekkei3.blog.ss-blog.jp/2013-02-25-10    
2011年 香港9月          ひとり旅Ⅱ       
 https://musashinosekkei3.blog.ss-blog.jp/2013-02-25-5
2012年 スペイン/イタリア12月  ひとり旅Ⅲ
 https://musashinosekkei3.blog.ss-blog.jp/2022-03-26-8             
2013年 追込み仕事の関係で、出来なかった。
2014年 ポルトガル/イタリア2月 ひとり旅Ⅳ
 https://musashinosekkei3.blog.ss-blog.jp/2013-12-24
2015年 パリ2月         ひとり旅Ⅴ
 https://musashinosekkei3.blog.ss-blog.jp/2015-02-10
2016年 スペイン1月       ひとり旅Ⅵ
 https://musashinosekkei3.blog.ss-blog.jp/2015-11-03
2017年 スペイン/ポルトガル7月 ひとり旅Ⅶ 
 https://musashinosekkei3.blog.ss-blog.jp/2017-07-10-1        
2018年 スペイン 5月      ひとり旅Ⅷ
 https://musashinosekkei3.blog.ss-blog.jp/2018-04-21-1
2019年 チェコ/スロバキア 4月  ひとり旅Ⅸ
 https://musashinosekkei3.blog.ss-blog.jp/2019-03-22
2020年~2022年 コロナ・入院 で旅行不可
2023年 タイ・チェンマイ 4月  ひとり旅Ⅹ
 https://musashinosekkei3.blog.ss-blog.jp/2023-05-01

ほとんどが、スペインとイタリア。その訳は、旅の目的が、誕生日祝いを海外で迎えること。そのプレゼント箱の中身は、23歳頃から勉強・調査をしている『広場見学』だ。造られた広場でなく自然発生した広場、つまり歴史を持つ国、その歴史の中から必要にして生まれた広場、現在なお日常生活に生き続けている広場がある国は、「イタリア」と「スペイン」と「フランス」と「ポルトガル」と思う。

56歳の時に父、60歳の時に母が他界。郷里の唯一の親友、どんなことでも話し合える友、励ましてくれる友であり、相談のできる友であり、悩み事を聞いてくれる友の池尻君が逝った。僕のゆとりの心の支えが無くなった。ただ仕事、悩み、人生の苦労をしてきたと言うだけの人生では寂しい。また60歳を過ぎると一層に色んな出来事がある年齢だと思い、何か自分に楽しい思い出を残したく、このひとり旅行を続けた。それぞれの年の【ひとり旅】には、色んな思い出がある。共通したことは、色んな国の人達との出会いが一番だろう。まっしぐらに突き進む40代と50代。世の中が少し理解できる60歳代という年月は、本当に大切だと感じた。
それを70歳を超えて、一層感じる。妻に指摘されて認識する、視角も狭くなるようだ。つまりは、新しいものを見落としているわけだ。それに代わる何か別の感覚、視点があるはずだが、どうだろう?60歳代で他界した親友、お世話になった人がいる。残された人がいつも言われることは、「主人の分も生きてください」と言われても、どうすればいいのか分からない。とにかく一日、一日を無駄のない日々を送っていくしか、私には答えられない。
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