河井寛次郎記念館 2013 [建物と街散歩]
陶芸家 河井寛次郎記念館www.kanjiro.jp
一生この地に住み続けた河井寛次郎(1966年享年77歳
)住居・商店が並ぶ閑静な街並みにある木造2階建の記念館/河井寛次郎の工房・住居がある。この建物のプランと配置計画が好きだ。なだらかな敷地の上に建っている。自然・地形を生かせた計画だろうか?
吹抜のある受付・玄関の広い土間から中庭に出る。わずかに傾斜した敷地、一番高い位置に展示室の廊下があり、下には工房がある。住居は玄関の上階、2階のようだ。全体的に落ち着いた雰囲気をかもし出している。来年も訪れようと思った。
1階が玄関・受付、2階が住居
前方の高い方(受付から出た所)、敷地の高低差は1.5mぐらい?
障子戸、桟と和紙とが韓国で見た民家のようだ。中庭側の障子の桟が外部を強調するような反転空間(日本では部屋内に桟を見せ、室外側に和紙を貼っている、ソウルで見た民家は逆だった)を思わせる。河井さんは、韓国が好きだったと受付の人から聞いた。
2階の住居から受付・玄関を見下ろす
窯の近くの二畳の部屋がこの後方にある
中廊下から中庭を見る、気持ちが落着いてくる
韓国で買った石像だろうか?
河井さんも猫が好きだっとか?
陶房、休憩室前の椅子達