松本見学 安曇野ちひろ美術館 [建物と街散歩]
安曇野ちひろ美術館
安曇野のインターから迷いながら、20分ぐらい掛かっただろうか?
建築家内藤廣氏の安曇野ちひろ美術館を見学した。東京のちひろ美術館も彼の作品だ。
右側から玄関に向かう配置に不自然な感じがするが
何となく配置計画が、連続する切妻(いつもの彼のデザイン)の美しさが呼応しない、
どうしてだろうか?並行でなくちょっとずらすとか、向きを変えるとか必要と思う。
この道がメインアプローチなのだろうか?吉村順三の言葉を思い出す。
敷地の持っている雰囲気、それがまず一点。
全体がどういうものかってことをよくみるわけだよね。
そうして、今度は陽の光と風通しと、そういうものを見る。
それから周囲の道の取り付き方やなんか、その関係をみる。
そうすると、また自然に形が出てくる。
正面玄関
屋根の形がそのまま外部と内部との中間の空間をつくる
そのまま内部空間に変わる(内部も外部も変わらない)、
母屋の形状を丸くしたのは?柔らかい線のため?
整然と並ぶ椅子が不自然な景観をつくっている
背の高くて、足の長い人の椅子です
良い天気だ、もう少しゆっくりしたかったが、帰りのことも心配なので、1時間30分程度の見学だった。目的の松本城に行きたく、そこそこに引き上げた。