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奈良の最高の散歩コース [建物と街散歩]

NEの仕事、プラントの設計、切の良いところでを辞めた。

『奈良と京都の散策』


私の最高の散策コースを紹介

スケッチブックを持参してください。


私の一番好きな『奈良』

ここから大阪の浦辺設計に通った。休日の土日は、奈良、京都を自転車で散策を楽しんだ。雨宿りしたお寺、迷って山道を自転車を担いで行ったことなど、全てが楽しい思い出だ。


二月堂前でスケッチをしていた3人の老人グループ(69歳、72歳、76歳)と知り会い、4人の老人で
1時間ばかり、一緒にスケッチなどしたり‥、その帰りに、新しい散歩路を見つけて、更に奈良が好きになった。

好きな道二月堂.jpg


戒壇院そば.jpg

戒壇堂の側、岩の割れ目から咲く小さな花



私の散策のおすすめコースは、二月堂から西の方向に、大仏池に向かう細い街路だ。大仏池沿いのこの路の反対側には、大仏幼稚園がある。子ども達の声も聞こえる、池では鹿が泥まびれになりながら‥、季節の変化、そして東大寺の鴟尾(しび)が黄金色に輝き、豪華さ、荘厳さ、或いは権力を強調でもあるだろうか‥。

二月大仏池01.jpg


東大寺の光景最高.jpg


二月堂02.jpg


二月堂外人.jpg


二月堂04.jpg


二月堂スケッチの景観.jpg


二月堂の行く坂.jpg


二月堂坂.jpg

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「磯崎新の仕事術」 著者 磯崎新 奈良見学 [私の読書]

「磯崎新の仕事術」
 著者 磯崎新 1996年発行  
2019年プリッカー賞 受賞 おめでとうございます。

日本人では、丹下、槇、安藤、妹島、伊東、坂さんの次の8人目の受賞。

磯崎さんが1931年生まれだから、65歳の時に書かれた本。ほぼ、僕の歳に出版された本。

磯崎さんの本は、建築の解体とか、多くの本があるが、ほとんど理解が出来なくて、また彼の作品に興味が無い。87歳過ぎた現在も、世界で設計の仕事をされていることは、槇文彦氏同様に、素晴らしい。

昨日、2018年11月3日、孫の誕生日のために武蔵小金井に行った。駅から歩いて15分。それを1時間かけてゆっくりと行った。 古本屋を見つけた。そして、この本を買った。

汚れていない、このきれいな古本がわずか100円税込。

この本の中から、一つの好きな言葉を探そうと購入した。 

今週行く、奈良と京都について書かれいた。

“いつの頃か、カメラをお持ちあるくのを止めた。シャッターを押したとたんに見たものをすべて忘れてしまうからだ。代わりにスケッチブックを持ち歩くことにした” 同感です。

“奈良は建物ばかり描いている。京都では建物を描く気がしない庭や山のほうが何故か印象にのこっている。”

『奈良の街では、建築物は屋根のシルエットとして立ち現れる。東大寺大仏殿と興福寺五重塔が木立の上に浮かぶ。 落日の西山は、遠くにかすむ。この街では、瓦は波のメタファーである。屋根はさしづめ大きな波だ。 鴟尾(しび)をのせたくなる気持ちが分かる。』

京都より奈良の方が好きな僕にとっては、この表現が好きだ。
竹中工務店の岩本博行氏に言われて、奈良に1年間住んだ。当時が懐かしく思い出された。
そして、三日後の11月7日夜行バスで奈良に行った。JR奈良駅に朝6時20分に着く。
30年前から変わった光景にびっくり。

磯崎氏の建物を見る。駅からデッキでつながっている。デザインの納まりにがっかりはしたが、瓦を使いたかったんだなと、彼の気持ちを理解‥。

奈良ホール図面.jpg

磯崎さんならjpg.jpg


そして、昔の奈良駅が、スタバの店になっていたのにもびっくり


奈良駅スタバ.jpg


奈良スタバ).jpg



唐招提寺についても書かれていた。美しさ、感動を僕の言葉で表現すると‥
朝、開門8時30分の前に、南大門の前に立つ。金堂が正面に見える。左右を景観を追いかぶさるように樹木がある。

正面の灯篭と後方の柱と瓦屋根のプロポーションが美しい


唐招提寺20181108.jpg

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