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金沢の旅 二日目 [60歳からの旅]

60歳からの旅Ⅳ 金沢1

6月2日 午前6時に起床、今日の午後4時頃まで市内観光を予定。

6時45分一番乗りで朝食。和食と洋食をわずかずつ食べた。7時30分にホテルを出る。兼六園の開門は午前7時。百万石まつりの3日間は入園無料。

【兼六園】


まずは兼六園から見学。もとは金沢城の一部の庭だった。1950年に名勝の指定を受けた。総面積は約114.400㎡www.okayama-korakuen.jp(私の故郷の岡山の後楽園は133.000㎡、平地にある)。

蓮池門通り側のお店を見ながら、蓮池門から入る。少人数の台湾の観光客グループが目立つ。円高で観光も大変だろう。(www.hokkoku.co.jp/subpage/K20110422302.htm)

兼六園入口.JPG



《夕顔亭》

午前8時過ぎになり、茶室の夕顔亭を外から見学。二つの屋根があり、様々な表情を見せる美しい茶室だ。美しいものには細やかな納まり、ディテールがある。


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【成巽閣】
 

庭園を回遊しながら、栄螺山に登り、時雨亭、梅林など見学しながら、群青色の天井を見たくて、庭園に隣接する加賀前田家奥方御殿 成巽閣(せいそんかく)に行った。
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《つくしの縁》
つくしの縁、写真と図面のように柱はなく振り子の原理で美しい景観をつくり、廊下は“キュキュ”と本当に鴬のような音色が聞こえる。軒先を見たかったが、“庭に出ないでください”と注意をされてしまった。
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《つくしの縁庭園》
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《群青の間と群青所見の間》
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《群青書見の間》
床の間、付書院にある机用の板がはねだしている。壁は紫、天井は高価な群青の色を塗り、
女性らしいやさしさのある3畳の間だ。机の支柱には竹を使っている。

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《松の間》

成巽閣9.JPG成巽閣8.JPG













『金沢21世紀美術館』

建築家はディテールを美しいとする。ディテールのない建築は建築ではないという思想もある。だが、使用する側は、ディテールを求めていない。感性からの美しさ、愉しさ、安らぎ、落ち着きなどに期待する。

この建物を設計した建築家、妹島+西沢氏達は、「まちに開かれた公園のような美術館」を追求した。天井高さ3.95m一律にして、点在する自由に散策・見学できる場所がマルの中に集約されている。中庭に、訪問者に一番人気のあるプールのような遊び場がある。見る見られる、転換、なんと言っていいのだろうか。成功した建物だ。

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【北陸銀行 建築家/村野藤吾】

正面の窓とアールとはアンバランス、たまにはこんなデザインもするのだろう。
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