【ひとり旅Ⅷ】グラナダ [60歳からのひとり旅]
【ひとり旅Ⅷ】グラナダ
3日~7日までの3泊4日間
グラナダは、標高3,478mのシエラ・ネバダ山脈の麓にある。それだけで、雪溶けの豊富な水をイメージできる。東の高い台地に立つアルハンブラ宮殿、そして宮殿を囲むようにL字型に、旧市街地(1500m×1500m)がある。グラナダらしい街区は、ダ- ロ川を挟んだ西側の低い台地の上に立つ、かつてのアラブ人地区(800m×500m)/アルバイシン地区だろう。今も過去の城壁が残っている。
グラナダの地図
<アルハンブラ宮殿>
グラナダと言うと、アルハンブラ宮殿。ローマ時代にすでにあった砦に、アルハンブラ宮殿は城壁都市(200m×800m)として、グラナダ王国のナスル朝時代、1200年代からイスラム教徒の王の手によって建設された。アルハンブラとは『アラブ語で赤い城』という意味。ネバダ山脈の麓にあり、宮殿の中庭には池、噴水と豊富に水を使った彫刻、造形が見られる。
盛り上がった台地に築かれたアルハンブラ宮殿
サン・ニコラス教会の展望台から望むアルハンブラ宮殿
サン・ニコラス教会の展望台から望む
<ヘネラリーフェ離宮>
今回の旅は、宮殿よりアルハンブラを見渡せるヘネラリーフェ(14世紀に建てられた王家の夏の離宮)、「水の宮殿」の方が興味があった。イスラームの天国をイメージしたとされる庭に咲くバラが美しい。虫が付きやすいバラの手入れを男性6人で作業をしていた。
バラの芽を切ったりしている人が、リーダーだろうと思い、妻の作ったバラを見せたりした。しかし専門の事、私は何を言っているか、理解できなかった。
薔薇の管理6人で大変
ヘネラリフェの中庭
そして、アルハンブラ宮殿を見学した。
アルハンブラ宮殿の案内図
ライオンの中庭
12頭のライオンの彫刻
パティオ(メスアールの中庭)を実測したり、スケッチをしたり、2時間は早かった。
中庭の実測
アラヤネス中庭
アラヤネスの中庭、世界遺産になる前は、この通路を通れたのだが
サン・ニコラス教会の展望台から望むアルハンブラ宮殿
旧市街地、アルバイシン地区の見学も楽しい
最古の街並み、もともとはイスラム教徒の居住区
広場
泳いでるカモをスケッチして居たら、専門の絵かきが来て、良い紙を使っているねと言われた。
この先にアルハンブラ宮殿に行く山道がある。ほとんどの観光客はバスを利用する。
川周辺にいると、迷走な街並み、雑踏から抜け出して気がホッとする。
行きつけのバールの近く
ダーロ川風景
スケッチは、旧市街地、ダーロ川周辺が楽しい。
グラナダからバスで、【コルドバ】に行く。