【ひとり旅Ⅷ】コルドバ [60歳からのひとり旅]
【ひとり旅Ⅷ】コルドバ
6月7日~10日までの3泊4日間
グラナダから、午前8時頃の高速バス、コルドバに11時30分に着。そして、市内バスで、中心地にあるホテルの近くまで行き、そして尋ねがら12時30分頃やっとホテルに着いた。チェックインが、14時30分と言うことで、荷物を預けて市内見学。街の中は、観光客ですごい賑わいだ。とにかく中国人の観光客のグループが多い。14時頃ホテルに戻り、部屋を案内されたが余りにひどく、どうにか近場のホテルが見つかり移動した。気持ちを入れ替えて市内見学に行った。40ユーロが50ユーロ、部屋も広いし、浴槽もあるし良かった。
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「コルドバの見学」
コルドバは、ローマの橋、メスキータ、馬の調教と一般公開ショ―、ユダヤ街区の花祭り、特に馬の見学と色んな国との人との出会いは特に愉しいかった。
調教場で出会ったアンダルシアン馬
TCIの地図/ スペイン語国の都市景観より/布野修司
コルドバの旧市街地はグアダルキビール川に接している。この川はセビリアとも繋がり、大西洋に流れている。名前通りに大きな川、偉大な川だ。つまり、川は世界の文化の橋渡しをする。上の右の地図を見るように、建設時期は東地区(900m×1300m)と西地区(700m×1300m)と時代の異なることが分かる。東地区は中心を持たない、街路は迷路状に広がるイスラム文化の特有の迷宮都市。一方西地区は、迷宮都市的な雰囲気はあるが、中央のジョセ・アントニオ広場を中心に古代ローマのカルド・マクシムス形式の都市づくりが見られる。この西地区の川沿いにあるメスキータの周辺には、ユダヤ街区があり、毎年5月、6月には、住戸の中庭、壁を飾る花まつりが開かれる、今回の旅でそれを愉しめた。そして、コルドバの親切なお店の人達に出会えて、ゆっくり買い物もできた。
この中庭が昨年の優秀賞を受賞した中庭。
ロシア人の女性に写真を撮ってもらった。数分の会話だが、ロシア語はイタリア語に少し近いとのことで、お互い片言のイタリア語で会話をした思い出かな‥美しい人だった。
そして、メスキータの先にあるローマ橋を見たとき、これぞローマ帝国の橋の技術だと思った。あの力強さと流線形(水の流れを考えたデザイン)はローマにあるサンタンジェロ城の前の橋を思い出した。アンダルシアの重要都市コルドバはイスラムとキリスト教国との支配を受けながら繫栄を遂げた都市だが、もともとはローマ帝国の植民地だということが想像できる。メスキータやユダヤ人街を含む「コルドバ歴史地区」は世界遺産に登録されている。
川の反対側から見る、ミナレット、そしてローマ橋は美しい
旧市街地をくまなく歩き、愉しい場所、これはと思う場所を探し、やっと、見付けました。それが、馬とフラメンコのショー。
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翌日から、いつものように行きつけのバールに行き、朝食をとる。今回はトマトを塗ったパンとミルク入りのコーヒー。午後から、フラメンコと馬のコラボショーを見学に行った。15ユーロと20ユーロと2回行った。初回は小雨で屋内でショー、二回目は外だった。入場券
初日(6月8日)ここで切符を購入(22歳の大学生)
フラメンコショーと華麗なアンダルシアン馬!フラメンコを踊る女性と馬とのコラボは素晴らしい。また働くスタッフも親切で楽しい時を過ごせた。
優しい目をした美しい馬だ
この騎手は演技されていた人
かわいい馬でしょう
見学初回の6月8日は雨のため屋内イベント
二日目のショー(6月9日)
隣の女の子(イギリス人、姉妹で1週間のスペイン旅行中)
「メスキータ」
次にカテドラルの円柱の森、850本あるそうだ。増改築があったようだ。
二段アーチで高さ7.3m
3段アーチで高さ12.4m
アーチの基本形
そして、オレンジの中庭と中庭から見るミナレット
写真を撮ってあげた、インドの女性
ユダヤ人街、アルカサルがある住宅街など花の路が美しい
6月10日 コルドバ最後のスケッチ、急いでホテルに帰り,マドリッドに向かった。