SSブログ

術後の最初の仕事は階段  [70歳の出会い]

頚椎手術後の最初の仕事

2020年11月、手術前に設計監理の依頼
建物は以前、改装工事をした初台にある鉄骨造の共同住宅

設計・監理の仕事は階段づくり。階段は怖い、翌年の3月頃に打合せスタートを了解して頂き、仕事を受けた。

設計内容
施主の要望は、住居が2階、駐車場が1階のため、外を回って1階に行くのでなく、室内から直接行きたいとのこと
区画など法的なことを民間検査機関スラブ開口補強など構造事務所に相談しながら、ゆっくり、ゆっくりスケッチ、設計、見積と工事を進めた。

1階と2階の上り下りの方法は“スラブ開口に可動式のハシゴの利用”だったが、施主の動作を見ていると可動式は危険であることが分かり、打合せ、提案しながら‥‥最終的に固定式の鉄骨階段になった。提案・図面作成・見積・監理が設計者の役目。転倒を経験しているので階段の利用には一層の注意が必要と感じた。

展開玄関1.jpg
図面21.jpg


渡邉階段断面0609.jpgzumenn2 1.jpg





階段22..jpg
階段442.jpg




階段33.jpg


階段の手摺の高さ、通路側に障害にならないように配慮
階段の勾配と限られたスラブ開口との取り合いに苦慮した



階段554.jpg


階段77.jpg


階段65.jpg階段88.jpg
開口部の扉(蓋)の材質・開閉方向、手摺の位置、高さなど打合せを繰返した

nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0