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【ひとり旅Ⅹ】チェンマイ 傘づくり [60歳からのひとり旅]

【傘づくりの見学】チェンマイの郊外ボーサーン


ボーサーンには、バンコクに帰る当日の21日に行った。ボーサーンはチェンマイ旧市街から、国道1006号線を東に約10km離れた場所にある。チェンマイ特産である手漉き紙(桑の木の樹皮)と竹を使った伝統的な傘つくりの街として知られている。「タイの修行僧がビルマに出向いた際に「サー」と呼ばれる桑の木の樹皮からできる紙で傘をつくる人々を発見し、その生産方法をボーサーンに持ち帰ったとのこと。」(.https://runbkk.net>タイ>チェンマイ)

日本でつくられる和紙は楮(こうぞ)或いはみつまたが原料になる。現在、楮は、ほとんどタイ産のもの、を使用しているそうだ。(http://www.awagami.or.jp).そして、みつまたは、日本では今から400~500年前から使われ、現在独自に加工開発されて破れない和紙とか紙幣にも使用されたりし、日本の和紙の利用はみつまたが主流になっているようだ。

当日の見学者は韓国人グループの観光バス1台、撮影のための2グループ、個人の観光客が3~5名を見かけた。
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店舗を通り抜けた先に工房がある



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工房の中庭

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紙張り作業場

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外人の撮影風景?手のひらに傘を何分持ちこらえられる?

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もう暑くて、、アイスクリーム屋がリヤカーを引いて売りに来ていた。10バーツだったが一つ買った。
美味しかったなあ~。

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【ひとり旅Ⅹ】チェンマイ [60歳からのひとり旅]

【ひとり旅Ⅹ】チェンマイ
2023年4月18日~21日 3泊4日

旅の目的は、運河と城壁に囲まれたヨーロッパ的な城壁都市を見ること

タイに行くなら、チェンマイが面白いと甥っ子の薦めで決めた。チェンマイについては多くの書籍で紹介されている。一つあげるなら岡本麻里氏と吉本節子著の「たっぷりチェンマイ」だろう。
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4月18日から21日までチェンマイにひとり旅に出かけた。スワンナプーム国際空港からチェンマイ国際空港まで所要時間1時間15分。往復交通費は1万円弱だった。飛行場には、出発の一時間前に着き、チェックインカウンターに行く。ちょっと心配したが、無事、時間通りに出発し、定刻に到着した。
航空券とホテルの予約は、娘にしてもらっていた。ホテルは一泊5000円を目安、旧市街から外れたナイトバザールの近くを探してもらった。到着後、タクシーの案内係に行き、ホテルの行き先を告げて、150バーツ(600円)で交渉。無事にホテルに着く。
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ホテルのフロントで記念写真


18日は、午後2時頃からの観光、とにかく暑く観光どころでない
周辺の地理を理解するために、スマホを持って散策。

翌日からは計画的に観光することにした。朝9時頃スタートし、午後1時頃ホテルに戻り、二時間の睡眠、着替えて、シャワーを浴びて、午後3時頃から午後8時までの観光と決めて観光をした。
偶然見つけたホテルの近くにある氷屋で食べた氷は美味しかった。


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氷のトッピングの食材がショーウィンドウを飾っている


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 バンコクから北に720㎞に位置するチェンマイは、山々に囲まれた盆地にある。タクシーでクネクネした道路を走る、高さ1080mのドイステーブ山に上がり、上空から分かる。残念ながら大気汚染のため街は見えなかった。旧市街地は、ソンテオ(乗り合いタクシー)、トゥクトゥク(三輪自動車)で見学。1.5km×1.5kmの城壁と運河に囲われて、バンコクとは違い喧騒とした街でなく、田舎町。気さくな人柄の人達が住んでいるように思われる。親しみが持てる街だった。また行くのなら、チェンマイだろう。
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ターペー門、観光はいつもここからスタートした。


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毎日37度、暑くて、午後1時から3時はホテルで休息。よく見ると左にバイクと人が見える、経験と思い、スマホを見ている男性とお金の交渉。500m程度の所にあるホテルまで、近いからと思った。乗ってみて、身体を支える持つ所が分からず、肩を持たせてもらって、、ゆっくりゆっくりと言って、走ってもらったが怖かった。一方通行が多くて、思った以上に長い距離、10分ぐらい乗っただろうか、20バーツ払った。

午後6時過ぎから午後8時過ぎまでは、毎晩、生演奏のあるナイトバザールの中庭で食事をした。チップを入れる箱に毎回20バーツだけ払った。もう少し払うべきだったか?
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アメリカから来た学生たち、演奏を聴くでもなくカード遊び


東側にあるターペー門を観光の起点。近くにスタバもあるし、コーヒーアマゾンもある。また近くにトゥクトゥクも停まっていて、顔なじみなり、値段交渉をし利用。約100~150バーツ(400円~600円)を目安に交渉。後は観光方向を確認して、行きたい場所を告げて、流しているソンテオを利用、一律30バーツ。

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運賃は車の上部に記載。目的地の方向さえ合えば便利な乗り物。

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チェンマイ駅の樹木で見かけた

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中州にあるクレット島 [建物と街散歩]

【中州にあるクレット島】
一民族、モーン族の住む街。典型的な門前町づくり


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クレット島はアユタヤ王朝のターイサ王(在位1708年~1832年)時代、周辺を流れるチャオプラヤー川の一角を掘削工事をして生まれた街。ワット・アルノのあるトリプリー地区(1767年~1782年)の前に築かれた。 https://www.thailandtravel.or.jp
クレット島は基本的な都市構成の《門前町の形式》です



船着き場からアプローチする。住宅、店舗ののある狭い参道を行く。人がすれ違うのがいっぱいの参道。色んなお菓子、お土産品等を売っている小さなお店が並ぶ、そして、前方には仏教寺院が見えた。そして、さらに少し広い参道が続く。恐らくその先にも、船着き場があるのだろう。
この門前町の都市構成はイタリアのベネツィアのトルチェッロにも似ている。

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船着き場、島唯一の乗り物バイクはお客待ち


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参道から垣間見られる景観、先は個人の船着き場

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狭い参道

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参道から垣間見える景観


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京都の伊根の舟屋のような景観

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孫たちは、タイ産(北部、チェンライ等)のコーヒー豆を煎りから、自分の作ったコーヒーの味に満足しながら楽しんでいた。そして、陶芸教室にも行き、土でカップ、土で形をつくる愉しさも知った。一か月後にカップがもらえるとか、今頃は自分のカップで何を飲んでいるのかと‥。

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喫茶店の前、狭い参道で楽しんでいる孫たち



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先生は日本でも指導したことがあるとか、上手い指導で孫たちも楽しんだ。


島の中には、愉しめるところが沢山あったが、私には暑さと結構長く歩いた疲れ(島の交通はバイクのみ、)とで観光には余り興味が持てなかった。でも街並は面白かった。
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広い敷地に建つ仏教寺院

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はじめての孫たちと娘夫婦との観光は楽しかった。

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タイのひとり旅 [建物と街散歩]

【バンコクに居る娘・孫に会うためのひとり旅】

そして

【川堀に囲まれた城塞都市を見学】
2週間の旅日記 2023年4月14日~4月28日一日1万歩以下の観光


4月14日 エアアジアで成田から、午前9時 飛行機時間6時間  バンコク スワンナプームには定刻通りの午後2時着、娘婿と孫の迎え、娘たちの住まいに行く、11,000歩
4月15日 全員で水かけ祭りに出かける、10,400歩
4月16日 全員でアユタヤ見学、4,700歩
4月17日 全員でクレット島見学、9,300歩
https://musashinosekkei3.blog.ss-blog.jp/2023-05-04
4月18日~21日 バンコクからチェンマイに飛行機を利用、平均9,000歩
https://musashinosekkei3.blog.ss-blog.jp/2023-05-06
4月22日~27日 バンコク 旧市街地を見学、平均11,000歩
https://musashinosekkei3.blog.ss-blog.jp/2023-05-06-2
4月28日 午前8時成田着、午後1時前、無事に妻の居る家に帰る


「感想」

乗り合いタクシー4.jpeg2週間のタイ旅行、片言の英語だけでどうにかひとり旅が出来た。コロナのワクチン証明書は、バンコクからの出国時だけ必要。大気汚染、雑然とした街並み、道路舗装はガタガタ、外気温は毎日37度、一時の雨の後は、40度になる。そのような環境の観光には、休息と水分補給のためのコーヒーショップ探し、そして日影を探しながらの散策と歩行には気を付け、なるべくトゥクトゥクとソンテオを利用した旅だった。タイ紙幣はきれいなのでタイの経済発展は安定しているように思った。タイの第一印象は「暑い」「人なつっこい」「食事・交通費は安い」、又行くならチェンマイだろう。



「娘との観光」は最高の良い思い出になった。たわいもない会話ばかり、こんなにゆっくり話せたのは今までなかったことだった。





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スワンナプーム飛行場出口A4前で会う約束、無事に会えた



旅の初日の観光4月15日 孫たちと水かけ祭りに出掛けた。


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『タイについて一言』

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ゾウの顔の形をしたタイになったのはごく最近の1909年。そして、タイは1939年までは、「シャム」の名で知られていた、ラーマ8世のとき、中国人がタイの経済を動かしている状況の中、同化政策、意識統一のため、「シャム」から「タイ」に変更された。

何世紀をも続く独立王国、植民地になったときが無い、伝統文化を大切にする国民性なのだろう。
西はイギリス領のビルマ、北東から東、フランス領のラオスと南東はカンボジアに接しているなかで、どのように生きてきたのだろうか?外交政策が非常に優れていることがうかがえる。戦後の日本のような労働熱心な国民性、将来の経済成長が期待される国柄と感じられる。ラーマ9世から、タイは経済活動は活発になり、海外企業の誘致、北部ではコーヒーが栽培され、2002年、タイ石油公社が創業した「カフェ・アマゾンの店」(国内3000店舗以上)、世界のスターバックスの1/2の価格でコーヒが飲めた。

ラーマ5世から9世まで、国王の資産は政府機関によって管理さていたが、ラーマ10世は、全てを国王の私有財産にしたので、世界で最も裕福な君主となった。貧富の差が一層拡大した。参考「タイ史 著/柿崎一郎」(河出書房)

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